無意識バイアスがシニア層の活躍を阻む~管理職向けe-learningツール「ANGLE」無意識バイアス編PART2~

2018.9.14

2018.9.14 ChangeWAVE

ダイバーシティ推進は企業の成長戦略であると言われて久しいものの、実際には「具体的な取り組み、
施策に落とし込めない」「一般論としては理解できるが、自分事として捉えられない」という声も聞かれます。

こうした課題感に触れ、チェンジウェーブでは、管理職向けe-learningツール「ANGLE」を開発、
ダイバーシティ推進の阻害要因となりうる「無意識バイアス」をテーマにしたコースをローンチいたしました。

これまでに受講していただいた管理職560名のデータのうち、年齢バイアスの一部を分析し、下記に発表いたします。

※ANGLE「無意識バイアス編」は、性別バイアス及び年齢バイアス(シニア、ミレニアル世代への対応)を
テーマにした全10回の構成です。
※e-learningツール「ANGLE」は特許出願中です。
changewave.co.jp/product/


ANGLEロゴ

無意識バイアスの存在に気づく

「総論賛成、各論では・・・無意識バイアスが機会提供に差を生じさせる」

セルフチェック年齢1

ANGLEのセルフチェックで
「年齢・性別を問わず、実力次第で登用すべきである」と回答した人は91%にのぼります。
多様な人材を活用するためには、年齢・性別は問わないと考えている人がほとんどであることがわかります。

しかし、新規事業開発責任者の採用という具体的な場面になると
「25歳の候補者を採用する」にYESと答えたのは83%
「55歳の候補者を採用する」76%、「18歳の候補者を採用する」は39%と、
候補者の年齢によって違いが見られました。
しかも、18歳の候補者を採用すると答えた人の中でも半分以上は「答えを出すのに迷った」
としています。

多様な個が活躍「すべきである」と考えていても実際には判断を迷う、または無意識のうちに判断を変えてしまうことが見てとれます。

受講者コメント
◆年齢や性別は関係ないと思っていたが、実は年齢を判断基準にしていることに気づいた。
18歳は想定していなかった。
◆若い人に対してはポジティブな印象を持っているが、10代では社会的に通用しないという思い込みがある。
◆年齢が高い人は組織に貢献できないという意識があることに気づいた。
◆年下の上司に対して受け入れがたい気持ちがあると気づいた。
など、自分自身でも意外だと思う気づきがあったというコメントが寄せられました。
これが、無意識バイアスの存在です。

無意識バイアスは誰にでもある

「バイアス」と聞くとネガティブなイメージを持ってしまい、隠したり否定したりしがちですが、
本来、無意識バイアスは皆が持っているもの。
経験則によって判断のスピードを上げるための、脳の機能なのです。

大事なのは無意識バイアスを否定せず、対処できるようにすること。
このためにはそれぞれが「自分自身に」どのようなバイアスがあるか、正確に知ることが必要です。

自分では気づくことのできない、自らのバイアスレベルを可視化するには
IAT(Implicit Association Test)を用います。

IATはハーバード大学とワシントン大学の研究者らが開発した無意識バイアスの計測法です。
ANGLEでは、日本人特有の無意識バイアスを学術的にも正確さを保証された方法で計測できるよう、
研究者監修のもと、IATを独自に開発しました。

※IAT監修:潮村公弘氏
IAT監修 潮村教授

78の受講者に年齢バイアスが存在 若者には良い印象強い

分布図は受講者の無意識バイアスレベルを示しています。

IAT年齢

 ※バイアスがほぼないとされるのは-0.15~+0.15
※ANGLEの実際の画面。人形の位置が自分の無意識バイアスレベルを示す

年齢バイアスは78%の受講者に見られました。
うち、シニアより若者に対して良い印象を持つのは70%、
若者よりシニアに対して良い印象を持つのは8%です。

受講者からは「個人のスキルというより、年齢を基準に業務を決めている」というコメントが多く見られ、
ご自身に存在すると感じる無意識バイアスについて以下のような回答がありました。

【シニア世代に対する無意識バイアス】
✔中高年になると仕事へのモチベーションが低くなる
✔考えが凝り固まっていて柔軟性に乏しいので、ブレストには加えにくい
✔年上は環境変化に対応しにくく、扱いが難しい
✔シニアはデジタルリテラシーが低い

【若者に対する無意識バイアス】
✔間違いが起きると若手の責任ではないかと考えてしまう
✔若手は社内行事などに積極的に参加すべきだと思ってしまう

無意識バイアスをコントロールする

管理職がこうした思い込み(=無意識バイアス)に気づかないまま部下の職務や評価を決めてしまうと、人材の活躍の場は狭まり、生産性の高いチームは生まれにくくなります。

しかし、無意識バイアスを正確に認識し、意識を向け続けることで、マネジメントは変わります。

ANGLEでは無意識バイアスをコントロールする具体的な手法を学び、フィールドワークを通じて行動変容につなげることを目指しています。

ANGLE導入企業様の声(一部抜粋)

◆無意識バイアスが可視化され、定量的に示されるのが良かった。

◆無意識バイアスはセンシティブなテーマで扱いづらい、個に焦点をあてにくい、という意識があったが、e-learningは自分だけの空間で学べるので、受講者が安心して自己開示できる。

◆これまでの研修はインプットに偏りがちだった。ANGLEでは一人ひとりに行動変容を促すフィールドワークがあり、興味を持った。

◆シンプルな作り。概念より具体例が多く、解説があるのが良いと思う。

◆人事管理画面のデータが豊富で、他社との比較や部署ごとの比較ができるのが良かった。自社の傾向を把握し、今後の施策に役立てたいと考えている。

※個人が特定できる形でのデータ提供は致しません

◆ANGLEの詳細はこちらをご覧ください。
https://changewave.co.jp/product/
https://changewave.co.jp/2018/05/15/why-diversity03/

◆10月22日に「無意識バイアス」をテーマにしたイベント『Why Diversity 4 21世紀型マネジメントと無意識バイアス ~最新トレンドと企業の取組事例に学ぶ~』を開催予定です。
詳細はこちらをご覧ください。
https://changewave.co.jp/2018/09/13/why-diversity4/

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