ANGLE

e-learningツール「ANGLE」 無意識バイアス編
導入企業様の声
住友重機械工業株式会社様

導入されたコース・規模
一般社員版3回/管理職版10回
お話を伺った方
人事本部 人事戦略部 組織開発グループ グループリーダー
信太 朱里 様 ※肩書は取材当時

INTERVIEW インタビュー

課題

無意識バイアスへの対処は社員必須のリテラシーと位置づけ
e-learningツール検討の中でANGLEと出会う

ANGLEを導入する前の、御社の課題感をお教えいただけますか。

当社は男性社員が9割を占めており、そもそも女性が少ない中で、社員は“ダイバーシティ”という言葉についてもイメージが沸かず、「一体何をやればいいのかわからない」という状態でした。
本格的に取り組みを始めたのは、社長より「ダイバーシティ推進宣言」が出された2016年4月からです。「制度」「環境」「意識改革」を推進の3本柱に据え、取り組みを進めていましたが、特に「意識改革」については社員数が多いこともあり、内容を社員全員に行き渡らせる難しさを感じていました。

特に注目したのは無意識バイアスです。多様な社員が活躍できる職場作りには、職場での無意識バイアスに関する意識啓発が欠かせないと考えています。
無意識バイアスへの意識を社員に根付かせていくために様々な取り組みを検討しましたが、社員一人ひとりに内容がリーチするためにはe-learningの導入が最適ではないかと考え、他社のツールも比較検討した上でANGLEの導入を決めました。
当社としては、「無意識バイアスへの対処」は、「コンプライアンス」や「情報セキュリティ」などと同じく、会社員として身につけておくべき必須のリテラシーだと考えています。

導入理由

受講者を飽きさせず、負担感のない内容が魅力
事後アンケートでも高評価

他社様のプログラムとも比較してANGLEを選んで頂いたとのことですが、
導入の決め手はどのような所にあったのでしょうか。

ANGLEの内容を拝見して、自分の無意識バイアスレベルを測定できるIATテストや、動画などが適切に使われており、飽きさせない内容が素晴らしいなと思いました。また1回10分で完結し、マイクロラーニングのような形で進められるので負担感もありません。

最初の段階として、まず全3回のパッケージを導入しました。e-learningですと「とりあえずこなす」となりがちかと思うのですが、ANGLEの場合は事後アンケートで7割の社員が「自分の業務に役立った」と答えるなど、大変手応えを感じる内容でした。おそらく一方的に受講するのではなく、自分の身を振り返り内省させる仕掛けがある点が評価されたのだと思います。

その後、管理職にもぜひ導入したいと思い、まずは「新任マネージャー研修」の対象者に対して、管理職版10回の導入を決めました。

ANGLE受講の成果:担当者様の声

社員の行動変容を促すには、
長期的な取り組みも必要

導入された後、どのような変化がありましたか。

ANGLE受講後に、感想をメールでくれた社員がいました。その方は管理職でしたが、今まで時間短縮勤務で16時に帰宅するママ社員に対して、「16時以降の研修参加は無理だろう」と配慮し、声をかけてこなかったようでした。ANGLE受講後、自身の思い込みに気づき、あえて声をかけるようしてみたところ、その社員はお迎えの時間を調整し、喜んで研修に参加してくれたとのこと。大変気づきがあったと連絡をくれたのです。このように、具体的な社員の行動変容につながった事例もありました。

私自身もANGLEを受講しました。これまで人事として10年ほどダイバーシティ推進を担当してきましたが、IAT(無意識バイアス測定テスト)では「男女や年齢の無意識バイアスが平均よりも高い」という結果が出て驚きました。無意識のバイアスは誰にでも存在しているという事を自分で経験した事で、この問題は根深く、しっかり推進していかなければならないと改めて感じました。

私も含め、社員の中にある無意識バイアスをコントロールしていくには、ある程度の「刷り込み」も必要だと考えています。
何度もくり返し意識することで、少しずつ社員の中に根付かせていくことが大切だと感じています。「無意識バイアスへの対処」を会社で働く上で必要なリテラシーの一つと位置づけ、これからも毎年、何かしらの形で研修を続けていきたいと考えています。

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