日本社会心理学会、第60回大会(2019年11月10日)にて
チェンジウェーブ、佐々木が発表の機会をいただきました。
テーマは
「企業組織におけるジェンダー・アンコンシャス・バイアスへの取組みについて考える」。
チェンジウェーブが開発したe-learning ツール「ANGLE」無意識バイアス編の管理職データと企業事例などについてお話しさせていただきました。
ダイバーシティ推進の障壁となる無意識バイアス(アンコンシャス・バイアス)は
近年、民間企業においても大学組織においても注目されている分野です。
しかし国内には調査結果としてまとめられたものがほとんどなく、アメリカなどの海外の研究を材料として語られることが少なくありません。
無意識バイアスを可視化するためのIATというテストも、ハーバード大学、ワシントン大学の研究者らが開発したものです。
チェンジウェーブの「ANGLE」では、日本人に多く見られるバイアスが精度高く測定できるようにIATを独自開発し、受講者が「自分の無意識バイアスレベル」を知ることができるほか、そのデータを匿名性が保証された形で調査分析に役立てようとしています。
そして、このチェンジウェーブ独自のIATを監修してくださったのが、フェリス女学院大学の潮村公弘教授です。
日本社会心理学会での発表は潮村教授の企画で実現し、弊社の調査に多くの研究者の視点を加えていただく大変貴重な機会となりました。
潮村教授に心から御礼申し上げると共に、ANGLEのデータが企業の組織開発やダイバーシティ推進に寄与できるよう、今後も精進して参りたいと思います。