2023年、今年も新しい年が始まりました。
実は私自身、ここ最近、新年があけるたびに
変革屋として独特の緊張感を感じています。
それは恐らく、
これまでの私自身の「大前提」を大きく覆すような環境変化が
きっと今年もまた訪れるであろう、と覚悟し始めたからだと思います。
「こういうときは、近くを見ていると船酔いする。
船の舵を取るときは、遠くを見ておかなければならない」
私の尊敬する、とある経営者の言葉が
常に頭をよぎります。
世の中はこれからどちらに向かっていくのか。
大波小波はあれど、「最も不可逆で大きな構造変化」とは何か。
一方で、その構造変化に向かう変革を起こすうえで
最も「本質的で普遍的な壁」とは何か。
そう思うと
私の頭の中には、とても根深い課題と向き合い続けなければならない
2つの大きな変革テーマが浮き上がってきます。
ひとつはやはり
「多様性を基本とした社会の必要性」と、それを阻む「脳の仕組み」。
もうひとつは
人類未曾有のスピードで加速する「高齢化/人生100年時代の到来」と、
そのスピードに追い付いていない「経済社会概念モデル」。
どちらも
人類がサバンナで生きてきた時代から続く、長い長い歴史の中で培ってきた
「脳のサバイバル本能」や「社会全体の成功体験」と戦い続けなければ、
本質的に突破することができない、いわば「難題」です。
おそらく2023年を皮切りに、人的資本経営は本格化していくでしょう。
働く場所・時間・組織もさらに柔軟になり、AIやビッグデータが組織や人の状況を見える化しながら最適配置をし、ひとりひとりのエンゲージメントを高めていく時代が到来するのだと思います。
だからこそ
わたしたち変革屋チェンジウェーブは
「最も不可逆な構造変化」に向かっていくこの世界が
なかなか最後まで突破できないかもしれない
本質的な「壁」・「難題」に向き合い続け、
より科学的に、より社会的に、
最新テクノロジーと変革屋としての経験を融合しながら
必要不可欠な変革への突破口を切り開いてく存在であり続けたいと思います。
変革屋が「変革」しない、
その日がいつか必ず来ることを信じて。
どうぞ皆様、
本年も何卒よろしくお願いいたします。
代表取締役社長