変革の「オセロの角」を探す~変革屋・チェンジウェーブのご紹介~

2020.11.18

2020.11.18 ChangeWAVE

2020年、コロナ禍は企業の経営環境も、働く人の意識も大きく変えました。
パラダイムシフトが進み、企業は日々、変化への対応を迫られています。

組織変革や人材育成をお手伝いするチェンジウェーブにも、様々なご相談をいただきます。
「自ら変革を起こせる人材、次世代の経営層を育成したい」
「社内の一部に留まらず、大きく広がっていく変革の動きを作りたい」
「個が活かせる組織にするために、マネジメントの意識を変えたい」
「若手のアイデアと経営層の思いをつなげる仕組みを作りたい」など、多岐に渡りますが、最初にさせていただくのは、丁寧に課題感を伺い、どうしたら目に見える変革を生むことができるかを考えることです。変革の糸口を見つけ、それが広がる仕掛けを考えます。
では、例えばどんな形で伴走させていただくのか、ご紹介したいと思います。

ChangeWAVEのミッション

「変革したい」という想いのある人・組織・社会が
オールドパラダイムから
ニューパラダイムに踏み出す時の
最初の一歩の「仕掛け」をデザインする

「変革屋」チェンジウェーブの価値は「外様(とざま)」であることだと考えています。
企業を変えるには、企業の中の方々で進めるのが本当は一番良いのです。これまでの経緯も、状況も、理解されているのは中の方々だからです。

しかし、最初の一歩に限って言えば、中の方では動かしにくかったり、難しい状況があったり、スピードが出なかったりということがあります。
そうした時に、振り子を振るのが私たちの役割です。
最初の一歩、振り子が振られれば、あとは動き出すことができます。
そしてその後、動きを止めずに広げる仕掛けを一緒に作っていきます。

短期間で成果を出すために、ここが変革のオセロの角では?という箇所を見つけ、一緒に進めて行くのですが、俯瞰で見られるのが外様の良いところかもしれません。経営層の方はもちろん、経営企画や人事ご担当者のディスカッション・パートナーに使っていただくこともあります。

「イノベーションを起こせる人材を育成したい」というご相談であっても、課題感が「どうも若手に意欲が見られない」なのか、「異業種他流試合で目を開かせたい」なのか「新規開拓できる力を養いたい」なのか「経営陣からバトンを渡せるようにしたい」なのか…
課題や状況にあわせて、アプローチの仕方が変わってきます。組み合わせて少しずつ、複数のプログラムをご提案することもあります。
最初の一歩は小さく、が変革の定石です。

いずれにせよ、トップダウンで変革できる時代ではなくなりました。
皆で進める変革を、どうやって大きくうねりにするのか、それが今の変革の形です。

中でも、今、多くの企業で成果を出している2つの仕掛けをご紹介します。

1.当たり前を壊す「実証実験」の仕掛け
2.無意識バイアスの「見える化」による行動変容の仕掛け
まず1つめは、当たり前を壊す「実証実験」の仕掛けです。
異業種で営業変革を目指すプロジェクト、新世代エイジョカレッジ(エイカレ)で毎年実施しているほか、企業内で性別、年齢問わず参加するプロジェクトとして実施することもあります。
生産性向上のために5名の女性が始めた実証実験が、全社展開の取り組みにまでなった「なりキリンママ・パパ」や、転居を伴わない転勤を可能にした「あたらしい転勤」、コロナ前から顧客をオンラインでつないで満足度を向上させた「つ・な・ぐ説明会」など、驚くような変革が確実に生まれています。しかも、実証実験をした人たちが皆、「自ら動く人」に変わっていく姿は、伴走している私たちも感動するほどです。

「どうせ無理だよね…」という思い込みを崩して、自分から踏み出す仕掛けにしていること、実験を始める人だけでなく、周囲や経営陣にも入っていただき、経営の目指す姿、組織、自分たちも、世の中にも、winになるようにすること、など、ポイントはいくつかあります。

■なりキリンママ・パパについて
https://www.kirin.co.jp/company/news/2018/0201_02.html
■エイカレ発の変革について
https://eijyo.com/report.html

そして2つめが無意識バイアスの「見える化」による行動変容の仕掛けです。

弊社では、ANGLEというe-learningツールを開発し、無意識バイアスへの対処をお勧めしています。
変革を生業にしている私たちが、なぜ無意識バイアスに着目したのか。
人や組織が変わろうとする時に、それを阻むリスクがあるからです。周囲の人の、そして自分自身の可能性をも狭めてしまいます。無意識バイアスに対処できれば多様な人たちがもっと活躍できるのではないかと考え、ANGLEの開発に着手しました。

心理学者である潮村公弘教授に監修していただき、IATというテストで受講者の無意識バイアスレベルを「見える化」したこと、また、無意識バイアスへの対処のひとつが「物事を事実ベースで見る」ことだというのは、リアルな変化を大事にする、弊社ならではかと思います。

管理職版、一般社員(非管理職)版、フォローアップツールに加えて、今年は無意識バイアスを軸に組織のコンディションを可視化する、分析サービスもローンチいたしました。
組織の状態を見ながら、次の変革の一手をご相談させていただくコンサルティングもあわせて、ご好評いただいています。

■プレスリリース
15,000名のデータから見る、無意識バイアスが企業に及ぼすリスク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000021501.html
管理職の本音と建て前が見える⁉ 無意識バイアスがダイバーシティマネジメントを阻害する
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000021501.html

ANGLEは2020年10月末日現在で17000名の方にご受講いただいています。
そのデータからは、女性自身が女性と家庭を結びつけるバイアスが強く働いていることや階層による違い、シニア活用や若手の登用が進まない背景などが浮かび上がってきます。

こうしたデータも味方につけ、今後も変革の「オセロの角」を探し、リアルな変革を生むお手伝いをしていきたいと考えています。

【お問い合わせ】
チェンジプロデューサー 鈴木富貴
info@changewave.co.jp

ChangeWAVE

close
Company Recruit Magazine MISSION SERVICE PRODUCT MEMBER ARTICLE MEDIA CONTACT DOWNLOAD