チェンジウェーブが開発したe-learningツール「ANGLE」が
日本の人事部・HRアワード2019、プロフェッショナル部門で優秀賞を受賞しました!
HRアワードは、人事領域の活性化を目的に実施され、「日本の人事部」正会員の投票と有識者の審査で各賞が決定されています。
今年のアワードには各分野から300を超えるエントリーがあり、一次選考では55がノミネートされました。
投票は過去最多となる約7500人と、大変な激戦だったそうです。
チェンジウェーブのe-learningツール「ANGLE」無意識バイアス編は
プロフェッショナル部門(組織変革・開発部門)で、優秀賞をいただきました!
ご支援くださいました皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
ANGLEとは
ダイバーシティ推進など、個を活かす働き方や職場環境が求められる際に
それらを阻害する要因となる「無意識バイアス」について学ぶe-learningツール。
無意識バイアス(アンコンシャス・バイアス、無意識の偏見)とは、本人が気づかないうちに生じる考え方や物の見方のクセ、思い込みのようなものを言います。
ダイバーシティを阻害する要因として、GAFAといった海外の巨大企業も対処に取り組んでおり、国内企業はもちろん、経団連や内閣府などでも課題感を示しています。
しかし、「無意識バイアスは誰もが持っている」ことはなかなか知られておらず、「自分にはない」と思いがちなものでもあるため、対処が進みにくい、厄介な課題です。
「研修だけでは自分ごとにならない」「概念はわかっても行動が変わらない」といったご相談も多く、なんとか無意識バイアスを可視化し、行動変容につなげられないか、と開発したのが「ANGLE」でした。
ANGLEの特長
- 受講者の無意識バイアスレベルをIAT(テスト)で測定
- 目に見えない、自分では気づきにくい無意識バイアスを可視化できる
- ハーバード大学などの研究者らで開発したIATを、国内第一人者である研究者監修のもとで独自開発。日本人に多く見られる無意識バイアスを精度高く測定できる
- 企業に見られる、リアルな事例で学習
- 身近に起きる具体例で学ぶことで、実際の行動に応用しやすい
- 心理的安全性の確保
- e-learningツールというクローズドな空間であり、匿名性も保たれる
- 行動変容を促す構成
- 座学にとどまらず、観察、実験を組み合わせて行動の変化につなげる
ANGLE導入企業事例はこちら https://changewave.co.jp/product/
開発担当者より
e-learningというITで行動変容を起こすためには?
ここにこだわり続けてANGLEは構想に2年、プロトタイプも5つ以上作りました。
システムを作ってはカスタマーインタビューを行い、コンテンツの順番や画面の操作を検討し、画面の色やデザインから受ける感情をヒアリングしてはまた改修する……そうしたことを繰り返し、スピーディに仕様を変える仕組みを構築しながら、仕様調整も重ねました。
「無意識バイアス」という「人の心」に向かい合うツールですから、どうしたら少しでも抵抗感なく受け入れていただけるか、どのように具体的な行動に結びつけていただくのか、考え抜く過程で、一度は作り上げたものを全て破棄するという大きな決断もしました。
大変有難いことに、2018年に無事リリースしてから、4000名以上の方にご受講いただいています。(2019年10月現在)無意識バイアスについて学び、日々の仕事に活かしていただけているとのお声を頂き、開発者として、とても嬉しく思っております。
ITはデータという大きな資産があります。その資産を今後は企業様や受講者様の行動変容の助けとなる形でご提供できるように、ANGLEを止まることなく成長させてまいります。
(チェンジウェーブ ANGLE開発担当 難波裕子)
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https://changewave.co.jp/2019/03/04/examplereport0306/